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Sainenji西念寺について

西念寺は今から500年程前の永正15年(1518)、当時の西島城主 少弐氏の横岳資貞が開基した浄土宗の寺院です。

本堂:天明4年(1784)に再建され、その後 文政11年(1828)に大修復、明治12年(1879)に屋根替え、昭和48年(1973)に大修理等を経て現在に至っています。

堂内の荘厳仏具等はその時々の熱心な檀信徒の方々の御寄進によって、大変荘重で優美なたたずまいです。

鐘楼門:二層部に鐘楼を配した山門は文化3年(1806)に上棟し、平成3年(1991)に大修理を経て現在に至っています。

当時釘一本使わずに建立された重厚な姿、また彫刻類の素晴らしさから、昔より一日見ていても飽きないということから肥前国 東目の日暮(ひぐらし)門と呼ばれています。

藤吉慈海上人(1915~1993)

西念寺 23世住職、浄土宗 大本山 鎌倉光明寺 110世法主 三根西小学校校歌、三根中学校校歌の作詞を手がける。

タイ国とのつながり

明治時代の初めに西念寺の僧侶であった概(マスキ)旭乗上人は、浄土宗の第一回海外派遣僧としてシャム国(現 タイ国)に赴き、当時のシャム国王の信任が大変厚かったようです。

旭乗上人はタイ国に帰化しますが、一時帰国の際に国王から釈迦如来立像、仏足石等を寄進され、使用していた仏具等も西念寺に持ち帰りました。 これらは日本では大変珍しく貴重なものであります。

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